無垢フローリングにやってみたい!と思っている方は多いと思います。
しかし、いざ施工して後悔・・・。となる場合も
後悔はして欲しくない!
無垢フローリングの生活を快適に暮らせるよう
今回は無垢フローリングのデメリットをしっかり理解できるようお伝えします
目次
無垢フローリングは後悔する?理解しておきたいデメリット
【デメリット1】木目や質感、色味が均一ではない
無垢フローリングは天然の木を伐りだしたものです。
自然素材素材なので木目は1つ1つ異なり節があったり色味も薄かったり濃かったりと同じものはありません。
質感も木の種類によって異なり肌触りや温かみも変わります。
合板フロアのような既製品の様に柄が規則正しくムラのないフローリングを求められている方は無垢フローリングはデメリットになります。
【デメリット2】伸縮による割れ、隙間にほこり
木は呼吸をします。
- (湿気が多い)空気中の水分を吸収→無垢フローリングが膨張→隙間が狭くなる
- (湿気が少ない)木材が水分を放出→無垢フローリングが収縮→隙間が出来る
フローリングの幅方向に伸縮するのでその溝に髪の毛やゴミがはさまる可能性もあります。
また、乾燥が続いたり直射日光などの室内環境によって割れ目が入ったり反りがある場合もあります。
木は生きているという事をしっかり理解しておきましょう。
【デメリット3】経年劣化による見た目の変化
水拭自然素材なので経年で色が変わります。時間と共に濃くなったり薄くなったりします。
≪例えば≫
- 檜 白っぽい → 黄味がでる
- チェリー 白っぽい → 赤みがでる
- オーク 茶色 → 黄味がでる
- ウォールナット 黒っぽい → 濃い茶色
事前にどのように変化するのかを理解し色味が変わる経年劣化を愉しめないとデメリット
に感じるでしょう。
【デメリット4】傷がつきやすい
一般的に柔らかい針葉樹の方が傷が付きやすいと言われますがどんな無垢フローリングでも歳月を
重ねると経年で傷はつきます。
合板フローリンも無垢フローリングも傷はつきますが、無垢フローリングの方が種類によって
傷が付きやすい傾向があります。
【デメリット5】ホットカーペットやこたつは注意が必要
デメリット2でもお伝えしたように木は呼吸をしています。
空気中の水分を吸収して膨張し、放出して伸縮します。
ホットカーペットなどの暖房機器によって無垢フローリングを直接温めると乾燥がより促され
縮みが加速してしまいます。
敷物を使用される場合は通気性の良い素材などにしたり定期的に移動するなど対策をされて下さい。
また、他の暖房機器も使用される時にも過乾燥を防ぐためにも加湿器などを用いて加湿することを
お勧めします。
【デメリット6】メンテナンスの手間
塗装の種類にもよりますが、オイル塗装は定期的なメンテナンスが必要になってきます。
日々の掃除のしやすさや定期的なメンテナンスが面倒という方は後悔されるかもしれませんが
塗装の種類によっても掃除方法やメンテナンスの有無が変わってくるので、自分にあった
フローリング選びが大事になってきます。
お手入れ方法もご紹介してるのでご覧ください ↓
無垢フローリングで後悔しやすい人は?
①無垢フローリングの特性をしっかり理解していなかった
無垢フローリングには自然素材の温もりや肌触りなどメリットは沢山ありますが上記で上げたように
デメリットももちろんあります。
デメリットをしっかり理解することで対策をしたり理解した上で施工することで後悔することもないと思います。
自分たちの生活スタイルやデメリットの判断基準を考えて採用することをおすすめします。
②木の種類だけではなく塗装の種類を理解していなかった
無垢フローリングは種類が沢山あります。
木の種類だけではなく仕上げが何でされているかも大事になってきます。
いろはクリエイトでは【UVクリア塗装】と【オイル塗装】を選べます。
塗装によって掃除のしかたやメンテナンスまた風合いや肌触りも変わってきます。
塗装方法(仕上げ)ごとの特性を知りどの塗装が自分たちの生活スタイルに合っているかを選びましょう。
まとめ
基無垢フローリングはメリットとデメリットが表裏一体と言えることが多々あります。
しっかりと特性を理解し正しくメンテナンスを行えば長く綺麗に使用できます。
たとえ綺麗に出来なくてもそれが自然素材、無垢フローリングの味でもあります。
経年劣化を楽しむ!
これが最大の選び方かもしれません。
無垢フローリングにして後悔することが少しでもないように特性やデメリットを理解して選択することが大切です。