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平屋のメリットとデメリット5選!2階建てとの比較でも検討してみよう

平屋のメリットとデメリット5選!2階建てとの比較でも検討してみよう

  • 2024.08.22

近年、平屋の注文住宅を建てるお客様が増えています。

昔は段差がなくバリアフリーという事でシニア世代を中心に人気がありましたが今は幅広い世代に支持され若い世代でも平屋を希望される方が増えています。

しかしメリットばかりに目を向けてしまうと、建てた後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔することになるかもしれません。しっかりと平屋住宅のメリット・デメリットを把握して自分たちに合った家づくりを出来るよう参考にされてみて下さい。

平屋に住む5つのメリット

①生活動線・家事動線がシンプル・コンパクト

生活する上で人が家の中を行き来する動きを表した線を生活動線と言い、家事での行き来の線を家事動線と言います。生活動線や家事動線が複雑になると動きが無駄になり、ストレスを感じてしまいます。

特に家事は毎日の事ですから少しでも楽に済ませたいですよね?                                                 

例えば、洗濯機をして(1階)干す(2階)取り込んでクローゼットに収納する(1階)この上下運動が単純なことかもしれませんが1つ1つストレスになって来ます。掃除も1階が終わり階段を上って2階もしくは3階と・・・。だんだんと掃除をするのも億劫になってしまいます。

しかし平屋はすべてワンフロアにまとまるため上下運動がなく家事動線が楽になります。また、水まわりや収納・各部屋の位置を意識し間取りを計画すると生活動線もコンパクトにグッと快適に効率よく生活できます。

②家族とのコミュニケーションを取りやすい

子育て世帯において家で子供がどう過ごすかも大きなポイントになってきます。

平屋はすべての部屋がワンフロアになっているため子供の気配を感じやすくコミュニケーションが取りやすいところも大きなメリットです。たとえ別の部屋にいても部屋と部屋との距離が近いのでお互いの気配を感じやすくなっています。

また、リビング中心の間取りにすると自然と顔を合わせやすくなり様子もわかります。顔を合わせると会話も増えるのでコミュニケーションも取れやすくなります。

子育て世代に平屋が人気になってきているのは家族との繋がりが大きなポイントになっています。子どもとのすれ違いを防ぐ効果も平屋のメリットだといえます。

③地震に強い

平屋は上からの荷重が少ないため、構造が安定しやすく耐震性が上がるのも大きな特徴です。また、建物が高いほど地震が起きた際に震動の影響を受けやすくなるため平屋は地震による振動の影響も抑えられます。

地震大国、日本において平屋は安心かつ安全な住まいになるといえます。

④メンテナンス費用を抑えられる

家は建てた後にもメンテナンス費用がかかります。おおまかに10~15年に一度内部、外部のメンテナンスが必要になって来ます。例えば、外壁や屋根の塗装が大掛かりなメンテナンスと言えるでしょう。そこで費用を比べると2階建ては大掛かりな足場が必要になり、その分金額も高くなってしまいます。

平屋は比べると20~30%ほど減らせる事もあります。

⑤階段がなくバリアフリー計画が容易

平屋の最大の特徴はやはりワンフロアという事。高齢期に向けたバリアフリー対応がしやすい点がメリットです。現在は問題なく階段の上り下りができても、老後の生活も考え平屋を選ぶ方は少なくありません。階段の上り下りが億劫だし危ないので、最近は2階の部屋は使わず、物置部屋となっているなどのお話を聞くことがあります。せっかく建てた家が将来、開かずの部屋ばかりになるのはもったいないですよね?

2階建てからバリアフリーの家にリフォームすると高額な費用になってしまう事もあります。若いうちから平屋を選び、将来を見据えた家づくりを計画することも安心安全の一歩といえます。

平屋に住む5つのデメリット

平屋のメリットをお伝えしましたが、もちろんデメリットもあります。ここからはデメリットをお伝えしていきます。

①(他社では)建築費用が高くなりやすい

同じ延床面積の平屋と総2階の建物を比べた場合、平屋は屋根と基礎の面積が2階建ての倍になるため、その分の工事費が高くなることがあります。

しかし、いろはクリエイトでは平屋でも2階建でも坪数によって金額が一緒なため平屋だから金額が高くなるというこはありません。

②2階建より広い土地が必要になる

同じ延床面積の家を建てる場合、2階建てよりも広い敷地が必要になります。建築基準法で【建ぺい率】というものがあり40坪の土地があれば、そのまま40坪の平屋を建てることは出来ません。その土地の建ぺい率ににもよりますが40坪の平屋を建てたい場合

建ぺい率60%の場合・・・約65坪   建ぺい率40%の場合・・・100坪                                      

このように土地の面積に大きな違いが出てきます。駐車場やお庭の事も考えるともっと広い土地が必要になる事も。

③プライバシーや防犯面での配慮が必要

平屋は全ての部屋が1階部分にあるため、外部から侵入されやすいといった面や外からの視線が届きやすいという面もあります。

間取りをつくるときは、敷地周辺の人や車の往来状況を把握したうえで窓の位置やサイズを決めたり建物で囲んだ内側に庭を設けるなどの計画をし防犯とプライバシーの両面を配慮する必要があります。

④水害時に家全体が浸水被害を受けやすい

日本では地震の他に水害のリスクもあり各地で水害が起こっています。平屋の場合、床上浸水したら家全体が水浸しになってしまい、上階に逃げる「垂直避難」ができないため、逃げ場所が確保できません。

浸水被害を回避するためには、土地探しの段階で浸水想定区域を避けることがポイントです。国土交通省のハザードマップポータルサイトまたは自治体のホームページなどで確認しリスクを減らす家づくりを行いましょう。

⑤周辺環境によっては日当たりや風通しが悪くなることも

周辺の家が2階建てばかりだと日当たりや風通しが悪くなることがあります。平屋は、どうしても周辺の影響を受けやすくなってしまいます。

明るい空間にするためには、窓の位置や大きさなどを工夫することが必要不可欠です。また、建物の形状によっても、日当たりを改善できます。例えばL字型やコの字型にし中庭を設けると、さまざまな方向に窓を設けられるため、どの部屋も日当たりを良くすることが可能になります。土地に対する建物の配置も重要になるので気を付けて計画しましょう。

平屋と二階建てどっちが良い?どっちが向いている?

平屋にもメリットデメリットがありどちらが良いのか、どちらが自分たちに向いているのか悩むと思います。ここからは平屋が向いている方の特徴と2階建てが向いている方の特徴を解説します。

平屋が向いている方

土地の確保に余裕があり建物計画に対して十分な土地を確保できる。どの部屋からも屋外に出やすいことから、身近に自然を感じられるので、お子様をお庭で遊ばせたい方、ガーデニングやBBQ・家庭菜園などをされたい方。2階建ての家に比べて家族との距離が近い設計にしやすく、顔を合わせる機会が多くなるため家族との時間を多く確保したい方。小さな子どもや高齢者がいて安全性を重視したい方などが平屋に向いていると言えます。

2階建てが向いている方

2階建ての家は狭い土地でも建物の面積を確保できます。希望の土地に対する建ぺい率の問題で平屋が難しい方、広い土地が好ましくない方。家庭内のプライバシーを重視している家庭。交通量の多い道路に接していて、外からの視線が気になる場合も、2階建てのほうが良いでしょう。

まとめ

平屋を検討している人は、まずは平屋のメリットとデメリットを理解しておくことが大切です。そのうえで、自分たちが希望する間取りやライフスタイルが実現できるかをポイントにして、計画しましょう。平屋は動線がコンパクトにまとまっていて、家族とコミュニケーションをとりやすいため、心地よい住環境を実現できるでしょう。

一方で土地の問題や周辺環境も大事になってきます。いろはクリエイトでは土地探しから一緒に行うことが出来ます。家づくりを検討されている方は是非、ご相談ください。

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